ミーのカーでゴー

かいしゃいーんの会社ショートコント

2023/5/13 クーピンインナーカラーとエンジニアではない村上春樹

なんとなくダルい。前日、大して飲んでいないのに。代謝落ちてるな〜。今一番気持ちよく酔えて、次の日もシャッキリ元気いっぱいでいられるのって、大戸屋でビールを2杯飲む、かも。もしくはサイゼでワインデカンタwith間違い探し。王将日高屋はちょっと飲みすぎる。それにしても大戸屋のビールって、何故かかなり美味しいし、雰囲気的にガブガブ飲めないところも良い。

 

町田のお家に来ている叔母と会う、髪を染める、クリーニングを取るために町田の家へ。

久々に会う叔母は相変わらずいっぱい早口で喋るタイプの天然で、ちょっとコミュニケーションが難しい。初めていく地域の、方言ベタベタ早口老人と話す程度に、雰囲気で喋ってしまう。ただピアノを弾き初めると本当にすごい。これで働いてるだけあるな。町田の家族と、ただただ感心した。最近はYoutubeとかで、難しい曲をいとも簡単そうにピアノで弾く動画なんかあがっちゃうから、子供達がピアノは楽勝と勘違いして困る、と叔母が嘆いていた。確かにそれはあるかも。

それにしてもピアノ弾けるのってよすぎる。わたしもまた練習してみようかな。

 

午後は髪を染め、その間、村上春樹の街とその不確かな壁を読む。今のところ、ハードボイルドワンダーランドに似ている話だ。当たり前だけど文章が上手い。訳が分からない設定を、訳が分かるように書くのが上手な人だよな。説明をすごくしてる訳でもないのに。

クソみたいな訳の分からない仕様書のレビューでも、村上春樹が説明したらうっかりその仕様を受け入れちゃいそう。いざ実装するぞって段階で、いやこれ実現無理じゃん何であん時誰も何も思わなかったの?ってみんなで頭を抱えそう。村上春樹が小説家で本当に良かった。そして髪の毛はピンクのインナーカラーになった。めちゃめちゃいけてる!

 

せっかく頭ピンクやしって事で仲良しの古着屋に行く。もう、服は買いません!って先週も言ったのにまた買ってしまった。仕方ない。ここの古着屋はすごい良いので。すごい良いベルボトムがあとちょっとで履けなかった事が悔やまれる。今回はダットサンの袋に洋服を入れてもらった。嬉しい!

 

町田のお家を後にし、お風呂に入るともう色が抜け始めている。頭派手にし始めて分かったけど、マジで色をキープするの難しすぎる。このピンクも1週間持たないぐらいでしょう。あと、クリーニング受け取るのをすっかり忘れていた事も思い出した。

 

今回、そもそも叔母が来たのは孫、すなわちわたしの従兄弟の子供に会うためだ。従兄弟はまあ色々で別居中だ。別に別居に関してはわたしもそうだから何とも思わないのだけど、まあまあ金銭面で苦労しているとのこと。従兄弟も従兄弟の配偶者の方もとっても良い方で、どちらの味方をするつもりはない。ただ、その金銭面で苦労している話にはちょっと引っかかった。

従兄弟は多分、結構すごい職業をしている。なんというかこう、シン・ゴジラに出てくるタイプの仕事。それで養育費に苦労しているってどういう事だろう。子供にパチスロでもやらせてるんだろうか。ただ、雰囲気的にそんな事を聞ける感じでもなかったため、それは大変ですなあ、と、フニャっとした感じを出してしまった。町田の犬もフニャっとした座り方をしていた。

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